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先日の新聞の話題から偶然の新聞ネタになりました。
池上彰さんの「分かりやすさの勉強法」という新書を見つけて、読んでみました。
2010年の本なので、東日本大震災の話題が入っていません。たまたまブックオフで108円という値段でしたが、古本とはいえ安すぎます。
池上さんの本は、FeBeでも『伝える力』などを購入して読んでいます。
テレビでもできるだけ見るようにしています。
授業力の向上に役立つヒントが見つかりそうだからです。多分に影響を受けています。
そんなわけで、池上さんが人に分かりやすく説明するために、普段からどのような勉強法をしているのかが分かります。
A4裏紙をメモ用紙として使うことや、クリアファイルに資料を貯めていくこと、クリアファイルで編集・整理する方法など、参考になるところがありました。
ストック情報とフロー情報の考え方と扱い方、新聞社の考え方の違い、スケジュール管理の方法なども知っておくといいなと思いました。
3部作のラストらしいので、いつか前の2冊を読むときがくるかもしれません。まぁ本屋さんで出会うのは至難でしょうけれど。。。
<目次>
第1章 テレビでプレゼンのヒントを学ぶ−テレビはプレゼンの勉強の宝庫だ
・綴じなければ、話の全体像が見える
・プレゼンテーションでも威力発揮
・テレビ出演でも威力発揮
・予習の程度がプレゼンの出来不出来を決定する
・キーワードを有効に活用しよう
・焦点の合わせ方が内容を左右する
・テレビは「わかりやすく伝える授業」の教室だ
第2章 話のキモ<中心テーマ>を見つけよう−伝えるべき中心テーマに
・気づけば、成功したも同然
・「自分は何がわからないか」を知ろう
・フロー情報とストック情報を使い分けよう
・話のキモとは「そもそもなぜ〜なのか?」という疑問
・「検察審査会って、そもそもどうしてあるの?」
・問題意識を持ってストック情報にあたる
・常に根本的な疑問を持つようになった
・相手に話の地図を渡そう
・自分の中に湧いた素朴な疑問を大切に
・キモの部分をプレゼンの頭に持ってくる
・プレゼン原稿は、上司の突っ込み質問から書き始めてみる
・コラム1:話が枝葉に行きっぱなしにならないために
・コラム2:単純化しすぎてはいけない
第3章 プレゼン力を伸ばす−相手の頭の中に「絵」を描く
・話がうまいスタッフは「絵が描ける」
・絵を描ける説明とは
・具体的な言葉で「話のフック」をつくる
・「幼稚園と保育園の違い」を説明するとしたら
・伝達ゲームと考えよう
・自分の中で図解する
・待ち合わせ場所をどう説明しますか?
・何でも図にして考える
・民放の現場で鍛えられる
・「会社更生法」も具体的に「絵」に描ける
・思わぬ一般論から説明する手法もある
・コラム3:名前ネタはフックになる
・コラム4:「三分間」の感覚を身につけよう
第4章 新聞の読み方、ネットの使い方−じっくり熟読、記事を切り抜き
・生放送で新聞記事を解説する
・朝は新聞四紙に目を通す
・夜は八紙をじっくり読んでページを破る
・海外の新聞はメール配信で
・解説記事と署名記事に注目
・文章力をつけるには一面コラムの精読を
・つまらないコラムの理由を考える
・就職活動に日経新聞は必須か?
・読売新聞は外信面が充実
・書評欄、読書欄の充実度は朝日新聞
・記者同士の論争すらある毎日新聞
・日経新聞は商品面をチェック
・チーズの値段から意外な世界経済の流れが見える
・どうして私は紙の新聞にこだわるのか
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