【読書】「<わかりやすさ>の勉強法」を読みました
2018-03-25


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先日の新聞の話題から偶然の新聞ネタになりました。

池上彰さんの「分かりやすさの勉強法」という新書を見つけて、読んでみました。

2010年の本なので、東日本大震災の話題が入っていません。たまたまブックオフで108円という値段でしたが、古本とはいえ安すぎます。



池上さんの本は、FeBeでも『伝える力』などを購入して読んでいます。

テレビでもできるだけ見るようにしています。

授業力の向上に役立つヒントが見つかりそうだからです。多分に影響を受けています。



そんなわけで、池上さんが人に分かりやすく説明するために、普段からどのような勉強法をしているのかが分かります。

A4裏紙をメモ用紙として使うことや、クリアファイルに資料を貯めていくこと、クリアファイルで編集・整理する方法など、参考になるところがありました。

ストック情報とフロー情報の考え方と扱い方、新聞社の考え方の違い、スケジュール管理の方法なども知っておくといいなと思いました。



3部作のラストらしいので、いつか前の2冊を読むときがくるかもしれません。まぁ本屋さんで出会うのは至難でしょうけれど。。。



<目次>

第1章 テレビでプレゼンのヒントを学ぶ−テレビはプレゼンの勉強の宝庫だ

 ・綴じなければ、話の全体像が見える
 ・プレゼンテーションでも威力発揮
 ・テレビ出演でも威力発揮
 ・予習の程度がプレゼンの出来不出来を決定する
 ・キーワードを有効に活用しよう
 ・焦点の合わせ方が内容を左右する
 ・テレビは「わかりやすく伝える授業」の教室だ


第2章 話のキモ<中心テーマ>を見つけよう−伝えるべき中心テーマに

 ・気づけば、成功したも同然
 ・「自分は何がわからないか」を知ろう
 ・フロー情報とストック情報を使い分けよう
 ・話のキモとは「そもそもなぜ〜なのか?」という疑問
 ・「検察審査会って、そもそもどうしてあるの?」
 ・問題意識を持ってストック情報にあたる
 ・常に根本的な疑問を持つようになった
 ・相手に話の地図を渡そう
 ・自分の中に湧いた素朴な疑問を大切に
 ・キモの部分をプレゼンの頭に持ってくる
 ・プレゼン原稿は、上司の突っ込み質問から書き始めてみる

 ・コラム1:話が枝葉に行きっぱなしにならないために
 ・コラム2:単純化しすぎてはいけない


第3章 プレゼン力を伸ばす−相手の頭の中に「絵」を描く

 ・話がうまいスタッフは「絵が描ける」
 ・絵を描ける説明とは
 ・具体的な言葉で「話のフック」をつくる
 ・「幼稚園と保育園の違い」を説明するとしたら
 ・伝達ゲームと考えよう
 ・自分の中で図解する
 ・待ち合わせ場所をどう説明しますか?
 ・何でも図にして考える
 ・民放の現場で鍛えられる
 ・「会社更生法」も具体的に「絵」に描ける
 ・思わぬ一般論から説明する手法もある

 ・コラム3:名前ネタはフックになる
 ・コラム4:「三分間」の感覚を身につけよう


第4章 新聞の読み方、ネットの使い方−じっくり熟読、記事を切り抜き

 ・生放送で新聞記事を解説する
 ・朝は新聞四紙に目を通す
 ・夜は八紙をじっくり読んでページを破る
 ・海外の新聞はメール配信で
 ・解説記事と署名記事に注目
 ・文章力をつけるには一面コラムの精読を
 ・つまらないコラムの理由を考える
 ・就職活動に日経新聞は必須か?
 ・読売新聞は外信面が充実
 ・書評欄、読書欄の充実度は朝日新聞
 ・記者同士の論争すらある毎日新聞
 ・日経新聞は商品面をチェック
 ・チーズの値段から意外な世界経済の流れが見える
 ・どうして私は紙の新聞にこだわるのか

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