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「THE教師力シリーズ THE 手帳術」堀裕嗣/明治図書
著名な先生方の手帳術が,実例等も交えながら紹介されています。
実例の写真はギリギリ文字が読めるかどうかですが,必要な部分の内容は活字になっていますので,写真はあくまでも雰囲気でいいのかもしれません。
手帳術も多岐に渡っており,ちょっと思うところがありました。(明日書きます)
<目次と自分の感想>
まえがき 堀 裕嗣 先生
『iCloudを利用した手帳術』 蔵満 逸司 先生
1 ロディアNo11のヘビィユーザーだった
2 iCloudが手帳の概念を変えた
3 ワイヤレスキーボードの活用
4 日程関係のメモは,iCloudのカレンダーとリマインダーを活用する
5 紙のメモ帳とiCloudのメモを併用することがベスト
スケジュールもメモもiCloudで行っているそうです。
iPadやiPhoneを使っているのであれば,活用できそうですよね。
残念ながら私の職場はセキュリティがかかっていて,クラウドや動画サービス等が使えません。EvernoteやYoutubeが使えたら便利だろうな〜と思います。
『「主観」と「客観」の二つの記録』 杉本 直樹 先生
1 二つの手帳を使い分ける
2 使い方
3 記憶より記録
ほぼ日手帳を2冊使って,生徒の事実を書く客観的記録(カズン)と,自分の考えなどを書く主観的記録(オリジナル)に分けて書いていくそうです。
私の場合は客観的記録はパソコンで,主観的記録はノートで行っています。ノートは誰にも見せることはないですが,パソコンデータは報告書や記録簿などにもすぐ使えるからです。
また,シンプルに,事実と感想を分けて書くようにしています。
『手帳術はノート術 ノート術は時間操作術』 多賀 一郎 先生
1 数冊のノートたち
2 いつ書くか?
3 自分だけが使うノートを作る
4 手書きであることの意味
5 まとめにかえて
講座・講演ノート,親塾ノート,教材研究ノートなど自分に関わるノートを数冊持ち歩き,朝の通勤時間45分の電車の中で書くそうです。
私の場合は,教室で朝自習の約15分間がお決まりの手帳タイムです。45分はうらやましいですね。
基本は手書きですが,気分次第でパソコンも使います。とにかく書くこと,タイピングすることが最優先です。転記・入力するのも,印刷するのも面倒ですが,それを億劫がって記録しないというのはいけません。
『手帳術は未来創造術である』 長瀬 拓也 先生
1 手帳術はあなたの未来を創るものだ
2 手帳術は手帳でなくても良い
3 仕事が遅い私が手帳に出会った瞬間
4 若い先生に伝えたいことはまず「未来」を書くこと
手帳術というか,仕事術ですね。スケジュール帳は大して使わずに,教育経営誌(週案),学級通信,見通し(週予定表)を書くことが手帳術と言っていいのかなと思いますが。
『書いて行動することで必ずよき未来は創れる。』と締めくくられています。
私は学級通信は毎日ではなく毎週出すのが目標です。朝と帰りの学活の話はすべて手帳に書いています。
『自分のニーズに合わせる〜ルーズリーフ活用術〜』 野口 芳宏 先生
1 既製品,市販品の活用と併用
2 マイ・ノート手帳の開発と活用
3 マイ・ノート手帳の体裁と構成
4 マイ・ノート,A 手帳部の内容
5 B 諸用紙部の内容
A4判のルーズリーフでオリジナルの手帳を作っているそうです。「プラン君」や「主要5点講案用紙」など,写真で見ると参考になります。
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