2013-07-11
授業でiPadを使っています。ただし依存はしていません。あくまでもスパイス程度に使うことが大切だと思っています。
一学期中の使い方を振り返ってみます。
1.フラッシュ型教材を使う。
自作の一問一答を1ページごとに貼り付けたPDFを,「GoodReader」に入れて使用しました。
授業の初めに使うことが多いです。今のところ,全員で声を出すようにしています。
あまりに反応が悪いときには,余白に図を書いて説明しました。GoodReaderであれば,指1本で自由に書けます。
PDFはWordで作成して,PDF形式で保存しただけです。一太郎であれば,PDFプリンタで印刷することでPDFファイルを作成できます。(専用のソフトは要りません)
2.教科書を拡大表示する。
自腹で購入した教科書を,裁断機で背表紙を切り落とし,ドキュメントスキャナでPDF化しています。
これをテレビで表示します。指2本で拡大できるので,教科書のどこを説明しているのか一目瞭然になります。
「ほら,一年生のときにやったでしょ?」などと,他学年の教科書を見せるときに便利です。子どもたちは持ち合わせていないのですから,全員で一斉に記憶を想起できます。
教科書を切れないときには,iPadを書架カメラとして利用します。教科書をカメラで写してあげればいいのです。
iPadで写真を撮ってもいいのですが,おすすめは,実験で使用するスタンドのO型アームに載せることです。
3.カメラで手元を写す。
ガスバーナーの使い方を教えるとき,iPadを立てて手元を写します。
今までであれば,「先生の周りに集まって〜」と指示して,全員が見ているのを確認して,演示していました。しかしそれだと,立ち位置によっては先生の手元がよく見えない生徒が出てきます。
iPadのカメラで一番見やすいところから写して,そのままテレビで表示します。生徒は「YouTubeみたいだ〜」と言いながら,注視してくれます。
4.アプリを使用する。
一番つかったアプリは,実は単なるタイマーやストップウオッチです。時間を意識させるには,「時計を見なさい」ではなく,「画面を見なさい」のほうが分かりやすいのです。
一つ一つ詳しく書くこともできますが,それはいずれまたということで。
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