2012-11-17
きのうのICT活用発表会で、理科の授業を参観してきました。そのときのメモを載せておきます。
<授業をみて思ったこと>
・黒板に白い布をかけてスクリーンにしている。それをビデオカメラで撮影している。
・沖縄県の離島の中学校と、テレビ会議システムを利用する。
・事前にテストをしているのか?
ビデオの映像出力に手間取り、音声が小さい。そもそも発表する生徒の声も小さかった。
向こうの生徒は静かに見ているが、ここからどうやって交流を図り、学びを深めるのか。
・発表の内容はどのようにして決めたのか?
雲のでき方、上昇気流、水滴のでき方などを生徒は一生懸命に発表している。でも、教室で学べることは、教室の中だけで解決してもいいのでは?
・生徒が作ったと思われるが、発表のために作ったプレゼンがテキスト中心。それを読んでいるだけ。
図も非常に見づらい。話し声も聞き取りづらい。果たして伝わっているのか?
プレゼンつくりの指導はしたのか?リハーサルはしたのか?
無理ならプレゼンをメールやFAXで送った方が見やすい。
こういうときこそ、ビジュアルプレゼンテーションをしないといけない。
・互いの質問に生徒が答える。そこにクリアしたい目標はあるのか?
もたもた感がヒドイ。質問は事前に考え合うとか、調べておくとか。
・インターネットで調べても分からないこととは何か?
それをみつけることに、実は学びがある。=オリジナルソース
・ICTを使った学びとは何か?遠隔ビデオシステムを使うメリットは何か?
Win-Winにならなければならないと思う。
そこに住んでいるからこそ分かる、というのを発表するべきでは。
3班からは、東北地方太平洋側の天候についての発表を行った。
・プリントの感想欄には、「沖縄の発表は声が大きい」とか、「わかりやすかった」とか。それが今回の目的か?
・生徒のまとめ「沖縄は暖かい、福島は寒い」 それだけのための時間だったのか。
批判的な意見ばかりですみません。公開授業を行ったということが素晴らしいことだというのは分かっています。対案を出すなどの建設的な意見のほうが大切だというのも分かっています。でも最も大切なのは、今学んでいる子どもではないですか。
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