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6.ごあいさつ
気付いた時,うちの子は天才だと思いました。
まずはじめは,寝る前に「バイバイ」と手を振ることを覚えました。
お母さんが寝かしつける前にやらせようと教えた動きです。
そしたら次に,なんと「お辞儀」を覚えたのです。
夫婦のあいだでやったことはないですし,教えたこともありません。
それなのに,「おやすみなさい」とお母さんが言うと,
娘ちゃんは腰を曲げて「うー」と頭を下げるのです。
手はひざや腰に当ててバランスを取っています。
ビックリしました。
可能性としてはNHK教育の何かの番組だと思います。
彼女は,テレビの拍手に合わせて拍手をしたり,声を出したりしていますから。
それにしても驚きました。
これにはまだ続きがあります。
お辞儀はやがて応用が効いて,いろいろなお店の店員さんに対しても,帰り際にお辞儀をするようになりました。
不思議なのは,「帰るよ」とか「お辞儀して」とか「さようなら」なんて言わないのに,勝手にそのタイミングで自分からお辞儀をすることです。
そのあとはバイバイをしながらお店を出て行くものですから,店員さんたちも大喜びです。
さらに続きがあります。
驚いたことに,電話で話をしていて「じゃーねー」と切ろうとして,ふと娘ちゃんを見ると,バイバイしているのです。
べつに「さようなら」とも言ってませんし,「じゃーねー」の前です。
電話ですから相手は見えません。誰に対してやっているのか分かっているのでしょうか。
娘ちゃんは自分の目で見て,耳で聞いて,状況を理解して(もしくは空気を読んで),そして判断をして,行動を取っているとしか思えません。
正直,不思議で仕方がありませんし,天才だなと思っています。
幼児ってそういうものですか?やっぱりただの親バカでしょうか。
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