すべてが野球
2013-04-20


今日はふつうに練習をしました。

生徒たちが「強い打球を打てるようになりたい」というので,守備ではなくバッティング中心の練習メニューにしました。

アップのようすを見ていたら,走って準備体操をして終わってしまったので,さらに追加するように教えました。

走塁のための走り方の練習,守備のための走り方の練習,さらに打撃力アップのための下半身作り。

下半身というより,太ももの付け根にあるインナーマッスルの内転筋をいじめるメニューです。生徒はやったことがないそうで,見本を見せました。

「ああ,絶対後悔する!ぜったい明日筋肉痛になって動けなくなる!」と言いながら,やってみせました(笑)。たぶん,生徒も明日あたり苦しむことになるでしょう。

トスバッティング,ロングティー,素振りを一人一人見て,さらに個別に追加の素振りの仕方を教えました。



最後のお話。3年生はだんだん修学旅行です。

「3年生。野球部として,何しに修学旅行に行くの?」

キョトンとしています。「班ごとにテーマがあって・・・」

「そうじゃなくて,野球部として。いい?野球部は宿泊の練習のために行くの。県大会からは宿泊だよ。みんなで集団生活して,昼間がんがん活動しても,寝泊りして次の日の朝には元気になっていけないといけない。寝不足だとか,お腹こわしたとかでは困るんだよ。いい?そういう意識を頭の片隅において楽しんできな。」

彼らが言ったのです,「県大会に行きたい。」と。そのために必要なことは何でも教えるし,何でもやらせます。

「すべては野球のため。野球が好きなんでしょ?すべてが自分たちの好きな野球につながっているんだよ。勝つためになら,何でもやれ。」

さて,下半身がプルプルしています。ゆっくり帰ろー。
[学校現場]
[部活指導]

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