おせち料理
2013-01-10


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給食の時間に,カルチャーショックを受けました。

クラスの子どもたちが,「おせち料理を食べたことがない」というのです。

5人のうち,食べたことがあるのは1人しかいません。3人は食べたことがなく,1人は伊達巻しか食べたことがないそうです。

ショックでした。家庭科で,「自分の家のおせち料理をイラストにしよう」なんていう課題を考えていたので,急きょ,取りやめにしました。

私はおせち料理を毎年食べています。母親が年末に作ってくれましたし,今年は親の仕事の付き合いで出来合いのおせちを買いました。数年前には「奥村彪生さん監修のおせち」なんていうのをお取り寄せして食べました。私にとって,お正月におせちを食べるのは「あたりまえ〜♪あたりまえ〜♪」でした。

昼休みに同僚の先生に,そんな話をしたら,「そんなもんじゃない?オレ,おせち嫌いだし。おせちに時間とお金を使うなら,他の旅行とか買い物に使いたい。」と言われました。

一理あります。ちょっと納得しました。確かに,食べなくてはならないものではありません。自分がおせちを食べることに疑問を抱いたことがなかっただけです。

家庭科の課題は,「おせち料理について調べよう」にしました。子どもたちは喜んで調べていました。食べる・食べないは別にして,おせち料理の意味を知っていることは,豊かな食生活を送るうえで大切だと思ったからです。

そして,生徒の生活経験,家庭生活を理解することの大切さ,レディネスをチェックする重要性を再認識しました。

ちなみに,おせちは『伊達巻』と『栗きんとん』が大好きです^^
[学校現場]
[家族として]

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